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花組『巡礼の年』の退団者4名へのお花渡し…星風まどかの涙&美風舞良劇場【東京大千秋楽追記】

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本日は、
花組本公演『巡礼の年~リスト・フェレンツ、魂の彷徨~』
『Fashionable Empire』の宝塚大劇場での千秋楽でした

 

大好きなつかさくん(飛龍つかささん)と、
音くりちゃん(音くり寿さん)の宝塚大劇場卒業の日でしたので、
なんとか都合をつけて視聴いたしました!

 

恒例のお花渡しをメモしておきます

 

退団者の芹尚英の休演&花組がコロナ禍を乗り越えたこと…

まずは最初に触れておきたいことをメモしておきます

 

101期生のえいくん(芹尚英さん)は、
この公演で退団でしたけど、
6月28日から休演されてしまうということがありましたが、
7月6日に無事にご復帰され、本日を迎えることができました

 

そして、
現状コロナの猛威がエンタメ界を襲っており、
月組本公演『グレート・ギャツビー』の初日が延期、
宙組『カルト・ワイン』は後半から千秋楽まで公演中止にみまわれてしまいました

 

花組はこれまでも何度も辛い目に遭ってましたので、
なんとか大劇場を乗り越えられて、本当によかったです

 

カレーくん(柚香光さん)のご挨拶での言葉の重みと、
笑顔が眩しかった…
これが全てを語っていたと思います

 

花組の4名の退団者『巡礼の年』『Fashionable Empire

今回の花組からの退団者は4名です

  • 飛龍つかさ(98期・研11)
  • 若草萌香(99期・研10)
  • 音くり寿(100期・研9)
  • 芹尚英(101期・研8)

 

花組の98期生は、
つかさくんが去る後、
とわくん(峰果とわさん)ただ1人となってしまいます
星組だけはすんごい多い98期生ですけど、
上級生の学年となり、
少しずつご卒業される方も出てきますよね
寂しくなります

 

99期は不遇なイメージもありましたけど、
ここのところの充実ぶりが顕著になってきてのもえかちゃん(若草萌香さん)の退団
ダンスが魅力的で、さすがダンスの花組だっただけにとても残念でした

 

100期生は、
まだ上級生の学年になったばかりというのもありますけど、
各組まだまだたくさん在団されております
その中でも、花組は7名で1番多かったのですが、
音くりちゃんの退団で1名少なくなります
それでも、100期の中では花組がまだ1番多いです

 

101期は、
長の期を終えたばかりの上級生ですので、
まだまだ現役生がたくさんおりますだけに、
えいくんの退団はかなり寂しいです
でも、大劇場を卒業をしっかりできて良かったです

 

花組退団者へのお花渡し『巡礼の年』『Fashionable Empire

宝塚大劇場でのお花渡しです

※東京の大千秋楽も変更なしでした(2022年9月4日)

 

  • 飛龍つかさ⇒同期:峰果とわ 組:柚香光
  • 若草萌香⇒同期:帆純まひろ 組:航琉ひびき
  • 音くり寿⇒同期:星風まどか 組:舞月なぎさ
  • 芹尚英⇒同期:咲乃深音 組:和海しょう

 

 

今回はかなりの上級生の退団はなく、
まだ同期生が在籍してましたので、
そのまま順当にお花渡しをされてました

 

同期でのお花渡しでは、
まどかちゃんが音くりちゃんに何か話してましたけど、
音くりちゃんがキョトンとした顔をしていたのが印象的でした
何を言ってたのか聞こえなかったのかなっていう雰囲気

 

つかさくんには、
カレーくんがめっちゃカッコよく渡して、
とわくんがつかさくんに何か囁いていて、笑顔のつかさくんでした

 

さらにつかさくんはご挨拶で、
みんなに感謝するという流れで、
「大切な自慢の同期、峰果とわ」と言ってました
98期最高!

 

美風舞良劇場と花組の母デビュー&星風まどかの涙

今回の花組公演では、
あおいさん(美風舞良さん)が新しい花組組長としての本公演デビューでもありました

 

今回、あおいさんの退団者へのご挨拶が朗読劇のようだったのです
最初違和感ありまくりでしたけど、
きっと退団者からのメッセージを観客にきちんと伝えたい、ということで、
朗読調になったのではないか、と推測します

 

そう思ったら違和感から微笑ましく感じ、
花組の新しい母としてのあおいさんの思いやりを感じました
母というよりは「ママ」って感じではありますが…

 

愛情溢れる感じが良かったと思います
組長さんがあまりに前に前にと出る感じは、
全然支持できませんけど、
今回のは私的には許容できました

 

普通に読み上げるというのも、
お手紙を読んでいるようなので、
それはそれでいいと思っています

 

ただ一言メッセージは欲しかったかな
まだ一緒に過ごした時間が短いとはいえ、
それなりに思い出もあるでしょうから、
朗読プラス一言メッセージだったらなおよかったと思います

 

 

あと気がついたこととして、
退団者の挨拶後に、
全員で『TAKARAZUKA FOREVER』を歌ったのですが、
その時、まどかちゃんが音くりちゃんをじっと見つめていたのが印象的でした
大事な親友を見守るような、寂しいような、そんな表情です
さらに泣いているような?

 

それが明確になったのは、
カーテンコールのラストでした
まどかちゃんの顔が映し出された際、
涙の跡と目の潤みで泣いていたことが判明

 

同期の音くりちゃんを思って悲しくなったんでしょうね…
こちらも貰い泣きしそうでした

 

退団者からの最後の一言コーナーでは

退団者からの最後の一言ずつでは、
えいちゃんが本日誕生日ということをカレーくんが伝えると、
観客からものすごい拍手があがりました
「人生でこんなに多くの人に祝ってもらったことは初めて」というようなことを、
えいちゃんは言ってました

 

音くりちゃんは、
涙ぐんでしまい言葉に詰まるも、
カレーくんからの「この気持ちを歌で表現します」と紹介され、
「なんでやねん!」と見事な切り返しで笑顔が戻ってました

 

もえかちゃんからは、
「みなさん健康第一に」と昨今のコロナ禍の情勢からの思いが、
言葉に出ていました
本当に健康が一番大事ですよね…しみじみ…

 

つかさくんは、
「君の居場所はタカラヅカだ!」と叫ばれました
最後まで笑わせてくれるというか、
つかさくんらしさ全開で素敵でした

 

ざっと触れましたけど、以上となります

 

次は東京公演ですが、
生観劇もありますし、
出来れば、大千秋楽もライブ視聴したいと思っています

 

【東京大千秋楽の追記】退団者とのカーテンコールのこと

まずは退団者へのお花渡しの時ですけど、
音くりちゃんに渡すまどかちゃんが、
何か囁いてました

 

つかさくんには、
とわくんがやはり何か囁いており、
その後、後ろに回って両肩をポンっと叩いて、
つかさくんを送り出してました
その光景が微笑ましかったです

 

 


昨日まで公演中止を余儀なくされた今回の大千秋楽は、
かなり特別な感じになっておりました

 

カレーくんの開幕前と、
閉幕後のアナウンスが、
いつもとは違ったものでしたね

 

アナウンスは短かかったですが、
その中に溢れるほどの感謝の思いが込められており、
とても心に響きました
涙脆い私は、開幕のその挨拶でグッときて、
すでに涙がホロリ…

 

退団者の皆様も、
無事ご卒業したわけですけど、
短いご挨拶の中に、
やはり公演が出来たことへの感謝の気持ちが溢れてました

 

最後まで笑顔を見せてくれた4人の花組生には、
その姿が涙を誘いました
やはり公演をさせてあげたかったですし、
生観劇をしてお見送りしたかったという思いはすごくありますけど、
健気な姿を見たら、この配信を観れるだけでこちらも感謝の気持ちでいっぱいです

 

あと、
通常は大劇場と東京では、
退団者のメッセージは変わりないことがほとんどですけど、
今回はスペシャルバージョンというか、
このたびの公演中止を踏まえてのメッセージに切り替わってましたね
1人1人のメッセージが長めでした

 

あおいさんの読み上げも、
抑揚はあるものの、
前回とは変わって、
かなり感情を抑えた形で読み上げてました
「しめやかに」という雰囲気がいっぱいでした

 

あおいさんからの一言メッセージは前回同様ありませんでした

 


カレーくんが涙をこらえながら、
一生懸命に感謝を伝えてくださる姿に、
どんなに辛かったのだろう、という感情がこみ上げてきて、
こちらの方が涙が溢れる状態でした

 

今回の公演中止のことを、
花組生は決して忘れない」と言っていたカレーくん
我々ヅカファンも決して忘れないです
こんな悲しいことは、生徒さんたちに起こさせないで欲しい、
と願わずにはいられません

 

公演中止となった時のキャトルレーヴでのお話も、
実際に目にされたからこその悔しい思いも伝わりました

 

カレーくん、立派でした

 

退団者の皆様も立派でした

 

花組の皆さん、全員が立派でした

 

素敵な公演をありがとうございます!

 

 

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