宝塚は生きる糧

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宝塚歌劇団が生んだ名女優・八千草薫さん死去のニュースにショック!

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向こうへ更新しようか迷ったのですが、
こちらで記事アップいたします


本日、
とても悲しいニュースが飛び込んできました


大女優、八千草薫さんの訃報です

 

 

八千草薫さんといえば、
宝塚歌劇団の娘役だった方です


非常に上品で、
上手に年齢を重ねていた女優さん


可愛らしく、
美しい容姿だけではなく、
演技力も素晴らしかった…


この訃報に、
日本中から悲しいという声があがっています


それだけ、
皆さんから愛されていたということですね


私も悲しいです…

 

=目次=

 

 

八千草薫という名女優

八千草さんの素晴らしいのは、
88歳まで、
初々しさと、
可愛らしさを兼ね備えていたということ

 


無理した若作りの痛々しさとは皆無で、
和服の似合う上品な女性、
というイメージをずっと崩さなかったことでした

 


「日本のお母さん」という形容詞も似合いますし、
美人女優という形容詞も似合う
さらに、元タカラジェンヌという形容詞が、
とてもよく似合う女優さんでした

 


このたびの訃報で、
昔のお写真も拝見いたしましたが、
息をのむ美しさとは、まさにこのこと!


女優として生きるべき人だったのだな、とつくづく感じました

 

 

岸辺のアルバム』と『くじけないで』

また、
その頃のお写真と、
近年のお写真では、
明らかに年を重ねているのですが、
なぜかそう思わせない、
凛とした美しさを持ちあわせていらっしゃいました


そこが魅力的だったんですよね

 

見た目だけではなく、
演技派でもありました


岸辺のアルバム』が、
すごく有名だったのを知り、
のちにまとめて観たのですが、
八千草さんの演技が素晴らしかったです


ドラマそのものも、
引き込まれる要素満載の脚本なんですけど、
この主人公を八千草さんが演じたからこその、
妙な背徳感、
リアリティーがあり、
よくこのドラマの出演をOKしたなぁ、
とその女優魂に感動した記憶があります

 

 

『くじけないで』の柴田トヨさんの役も、
八千草さんにとても似合っていた役でした

 


見た目は、
柴田さんと、
八千草さんは異なりますけど、
心の清らかさが繋がっているのではないか、
同じ魂を持っているのではないか、
と思える名演でした

 

美しさの記憶が鮮明だった女優さん

ご年齢からすると、
かなりのご高齢です


がんという大病を患っていらしたので、
闘病生活は大変だったことと思います


それでも、
前日まで、
ご自身で食事をされ、
普通に会話をされていたということですから、
人生を全うする最後としては、
よかった方なのではないでしょうか


1日1日を大切に生きておられたように感じます


最後まで、
美しさの余韻の残る女優さんなのだなぁ、
と悲しみの中で、ぼんやり考えました


どうか安らかにお眠りください
心よりご冥福をお祈り申し上げます