宝塚は生きる糧

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雪組『BONNIE & CLYDE』は実在のギャング…当時の映像が現存

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先日、
雪組の次期トップ娘役に、あやちゃん(夢白あやさん)が就任することが決定になりました

 

その際に、
彩風咲奈&夢白あやの新トップコンビのプレお披露目公演が、
ブロードウェイミュージカル『BONNIE & CLYDE』になると、
同時に発表されましたよね

 

 

そのボニー&クライドについて、
調べたのでメモしておきます

 

 

ボニー&クライドで1番有名なのは映画『俺たちに明日はない

ボニーとクライドと言えば、
1番有名なのは、
アメリカ映画『俺たちに明日はないです

 

私もこの映画しか知りませんけど、
彼らが本当に実在したというのは、
この映画キッカケで知っておりました

 

他にも、
ボニーとクライドをモチーフにした映画やドラマはいくつか存在します
また、
フランスの名女優ブリジット・バルドーが、
セルジュ・ゲンズブールと一緒に、
「Bonnie and Clyde」という曲をリリースしてました
今回検索して知りましたので、
今まで全然知らなかったです

 

これです

youtu.be

 

めちゃくちゃ、
フェイ・ダナウェイなボニーのブリジット・バルドーでしたが、
さすが色気がスゴい(笑)

 

この場合歌の上手さというのはきっとどーでもいいんだと思いまふ(´・ω・`)
雰囲気が1番大事

 

そして、
映画『俺たちに明日はない』ですけど、
メインでも少し触れましたが、
全くもって上品な宝塚歌劇団とは真逆の映画ですw

 

でもカッコいいんですよ
そして、むちゃくちゃオシャレ!

 

最悪な極悪人ですけど…(^_^;)

 

決して褒められる生き方ではないですが、
滅びゆく美というか、
当時の退廃的な世相との対比というか

 

ラストシーンは、
あまりの衝撃で、
初見で見た方は大抵度肝を抜かれると思います

 

ぜひ雪組公演の前に、見て欲しい映画です

 

ボニー&クライドは実在の人物で実在のギャング

そのボニー&クライドは実在の人物です

 

また驚くことに映画のラストシーンも、
現実に起こった出来事なのです

 

この記事が非常に読みやすく、
わかりやすかったのでご興味ある方はご一読ください

 

www.esquire.com

 

上記に掲載されている写真は、
実際のボニーとクラウドの写真になります

 

犯罪者でもあるボニクラの写真が現存していることに驚きがありましたが、
調べてみると、
ボニー自らが警察に写真を送ったようで、
それが世の中に流通したとのこと

 

またボニーは、
自ら詩を投稿していたというのもありました

 

 

ボニーとクライドの人生を簡単にまとめる

wikiもあるのでご閲覧いただくと、
ボニーとクライドの人生を観ることができます

 

  1. ボニーは女優志望の女性で、クライドと出会う前には、実は結婚をしていた
  2. 夫は同級生のロイで、16歳の時に結婚
  3. 19歳の時にロイが強盗で実刑判決を受け、実家に戻る
  4. さらにその後、19歳の年にクライドと友人を介して出会う。クライドは20歳
  5. 2人は付き合うも、クライドが自動車の窃盗で掴まり、刑務所行きに
  6. クライドが22歳の時、母親の嘆願により釈放
  7. 出所後のクライドと合流したボニーは犯罪仲間になる
  8. 数々の悪行を経て、1934年に射殺

 

簡単ですけど、こういう人生を辿っていました

 

映画では、
ボニーも銃を手に強盗殺人をしますが、
実際のボニーは銃を持たず、
車で待機する係だったとか

 

ボニーとクライドは強盗や殺人を繰り返すのですが、
なぜ当時熱狂的な人気があったのかといえば、
貧乏な人からは強盗しない、という点があったようです

 

あとはファッションでしょうね

 

上記の写真でも見てわかりますけど、
今見てもオシャレです

 

もちろん、
熱狂的な人たちだけではなく、
嫌悪を抱いていた人も多かったとのこと

 

人殺しに強盗ですもんね…
今では支持する人はいないでしょうから、
当時の世相が背景にあるからこそ、だと思います
1900年代の前半のアメリカは、すごく貧しい世の中だったらしいですから…

 

現存するボニーとクライドの最後の映像

今回調べて驚いたのですが、
ボニーとクライドの最後の日が映像として残っていました

 

記録を撮っていたんでしょうね

 

それがこちらです

※死亡時の映像がありますので苦手な方はご閲覧を控えてください(1分28秒~2分8秒の部分は危険です)

 

youtu.be

 

上記の映像の音声の和訳です
ちょっと長いですが参考になれば…

 

  1. Raymond Hamilton は逮捕され、殺人の2度目の裁判の後、懲役342年の刑を言い渡され、彼は電気椅子に送られた
  2. 警察は大規模な武器を運び、無法者のための待ち伏せを準備した。この待ち伏せの構成は、ほんの数日後に行われた
  3. (ラジオ音声)三日三晩、警官たちはこの道で待ち伏せしていた
  4. 5月23日、ヘンリー メスビンの父親が車を運転していたところ、警察官が車を止めた。父親は木に手錠をかけられ、トラックを囮として道端に置き去りにされた
  5. 3日目、淡い茶色のフォードv8が道路に姿を現した
  6. 警察はクライドを運転手として認識し、依頼者またはメスビンが速度を落とし、警察は発砲の準備をした
  7. (発砲)
  8. 車は弾丸だらけで止まった。発砲の数分後に撮影されたこのフィルムは改造ではない
  9. (音声)ここにクライド・バロウとボニー・パーカーがいる。銃の達人だったクライドのプライドに傾倒していたボニーは銃に撃たれ命を落とした
  10. 彼らの車の床にはピストルと散弾銃が用意されていたが、最初の発砲した時、誰も生きていなかった。待ち伏せカップルを驚かせた
  11. 数時間以内に観光客が待ち伏せ場所に移動していた。50台以上の車の行列が粉々になった砦を警察署までエスコートした
  12. すでに車から部品をはぎ取りボニーとクライドの髪の毛や衣服のかけらを押収しようとするお土産ハンターを阻止するために、フェンスが設置された。
  13. 後部座席で法執行官が軽機関銃3丁、ピストル12丁、1000発以上の弾薬を発見した
  14. ボニーとクライドは待ち伏せで反撃する機会がなかったが、どちらも銃を手元に置いていた
  15. 2分もかからずに117発の弾丸が車に送り込まれた
  16. 彼らの体はそれぞれ約50発の弾丸が打ち込まれていた
  17. ボニーとクライドの遺体は彼らが本当に死んでいたことを証明するために展示された
  18. ボニーには約40,000人が訪れ、クライドには約30,000人が訪れた
  19. フランク・ハマーとカップルを追い詰めた男たちは国民的英雄になった
  20. 有名な死体を見ようと人々が殺到したとき、アルカディアの葬儀場は混乱した
  21. クライドのコートが展示され、待ち伏せから打ち込まれた40個の銃弾の穴があった
  22. 綿密に調べたところ、彼の銃はまた、彼が殺害した各男性に1つずつ、7つの傷があることが示された
  23. 20人の親戚や友人がカップルをかくまった罪で裁判にかけられた。男性は鎖でつながれていたが、女性は危険と見なされていなかった
  24. WDはすでに15年服役し、さらに2年の刑を言い渡された
  25. ボニーの妹ビリーとバックスの妻ブランシュは、それぞれ1年と1日の刑を言い渡された
  26. ボニーとクライドの母親は裁判にかけられ、彼らの弁護士は愛が法律よりも優先されると主張したが、裁判官は弁護にも夫人にも感銘を受けなかった。バロウズ夫人は健康状態が悪く、2人とも30日間の禁固刑を言い渡された
  27. クライドは西ダラス墓地で兄のバックの隣に埋葬された。飛行機が花の花輪を落とした
  28. ボニーはクライドの隣に埋葬するように頼んでいたが、ダラスのフィッシュトラップ墓地に運ばれた。マスコミの発信で、彼女の何千人もの野次馬目当ての大家族は葬式に出席した
  29. ボニーの妹と母親は慰められなかった
  30. クライドの家族もそこにいた。ボニーの家族は墓碑銘を書いた。「花はすべて太陽の光と露によってより甘くなり、この古い世界はあなたのような人々の生活によってより明るくなる」
  31. 逃走中、ボニーはさまざまな新聞に詩を送っており、彼女自身の碑文が含まれていた
  32. 「彼らは彼らがあまりにもタフだとは思っていないか、あるいは絶望的で法が常に勝つことを知っている
    彼らは以前に撃たれたことがあるが、彼らは死を無視していない
    罪の代償だ
    いつか彼らは一緒に倒れ、彼らは並べて埋葬する
    それは法への悲しみになる
    法律上は安心だが、ボニーとクライドにとっては死だ」

 

最後はボニーの詩のようですが、
クライドの隣に埋葬して欲しいという旨が書かれています

 

きっと魂で結ばれていたボニーとクライド

ですが、
ボニーの家族の反対によって、
別々の墓地に埋葬されることになってしまいました

 

一緒のお墓に入りたいというほど、
それだけ深い愛情をボニーは、
クライドに抱いていたのでしょう

 

ただボニーは、
結婚した旦那さんとは離婚せず、
そのままだったとのこと
結婚指輪は死んだ時もはめていたとありました
離婚が面倒くさかったのかな?
なーんて…

 

その辺のことはわかりませんけど、
クライドを愛し抜いていたことは確かだと感じます

 

一方で、
クライドは刑務所に収監されていた際に、
一緒に入っていた犯罪者に犯されてしまい、
ゲイになっていたという話もあります

 

俺たちに明日はない』でも、
同性愛者であることは避けられてましたが、
不能であることが描写されておりました

 

でもそういう異性云々を乗り越えた魂の結び付きが、
ボニクラには存在していたのだと思っています

 

調べているうちに、
ボニクラへの熱がすごく上がっていて、
早く見てみたいです!

 

そもそも、どんな感じのミュージカルなんでしょうね?
元のブロードウェイミュージカルを知らないので、
何とも言えませんけど、
私的イメージは『俺たちに明日はない』です

 


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