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愛月ひかるディナーショー『All for LOVE』セットリスト…トートからロミオまで&下級生の選ぶ愛月ひかるベストキャラ

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本日は、星組2番手の愛ちゃん(愛月ひかるさん)のディナーショー『All for LOVE』のライブ配信の日でした

 

夜の配信とはいえ、平日というのは都合がつかないことがあるので涙を飲むことも多いのですが、愛ちゃんはどうしても観たかったのでなんとかしました
スカステでの放送があるにせよ、宝塚大劇場をご卒業された感動の気持ちのまま、しっかりとこの目に焼き付けておきたかったのです


その感想とセットリストです

 

 

愛月ひかるディナーショー『All for LOVE』セットリスト

赤字が愛ちゃんが歌った、あるいはメインの曲です

  1. 望もうと望むまいと(『不滅の棘』)with 星組
  2. Passion 愛の旅(『Passion 愛の旅』)with 星組
  3. NICE GUY!!(『NICE GUY!!』)with星組
  4. HOT EYES!!(『HOT EYES!!』)with星組
  5. 銀河の覇者(『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』)with星組
  6. ダンシング・フォー・ユー(『ダンシング・フォー・ユー』)with星組
  7. エジプトは領地を広げている(『王家に捧ぐ歌』)星組生4名のみ
  8. 幸せの鐘の鳴る日(『誰がために鐘は鳴る』)with 音咲いつき
  9. 華やかなりし日々(『華やかなりし日々』)
  10. 手をのばせば(『モンテ・クリスト伯』))with 小桜ほのか
  11. SANCTUARY(『SANCTUARY』)
  12. フリーダ(『不滅の棘』)
  13. 桜木の歌(『花の業平』)星組生4名のみ
  14. 忍の乱れ(『花の業平』)
  15. 残り香(『花の業平』)
  16. 愛と死の輪舞曲(『エリザベート』)with ひろ香祐・蒼舞咲歩
  17. いつか(『ロミオとジュリエット』)with 小桜ほのか
  18. さよならは夕映えの中で(『風と共に去りぬ』)
  19. 朝日の昇る前に(『華麗なるギャッツビー』)
  20. 美麗猫(『美麗猫(ミラキャット)』)with 星組
  21. 夢は世界を翔けめぐる(『夢は世界を翔けめぐる』)星組生4名のみ
  22. 愛!with ひろ香祐・蒼舞咲歩 (男役群舞)
  23. この愛よ永遠に -TAKARAZUKA FOREVER- with 小桜ほのか(ソロ:音咲いつき)
  24. 愛の旅立ち
  25. アンコール:熱愛のボレロ(『ラ・カンタータ!』)

 

②~⑦:宙組メドレー
⑧~⑫:主演作品
⑳㉑:星組メドレー

 

下級生4名の選ぶ愛月ひかるベストキャラ

途中のMCで、
ひろくん(ひろ香祐さん)、
いつきちゃん(音咲いつきさん)、
ほのかちゃん(小桜ほのかさん)、
サキッポ(蒼舞咲歩)の4名の下級生が、
今まで愛ちゃんが演じた役の中でどの役が1番好きか
という話題がありました

 

4名が選んだ愛ちゃんのベストキャラはこちらでした

 

どれも愛ちゃんが好評を博した役ばかりですね
ロミジュリの「愛ちゃんの死」は宝塚歌劇史上に残る名演でしたし、
ヅカファンを虜にしていた代表の役の1つでしょう

 

上記の役はどれも納得です
私的にも、愛ちゃんの死は外せませんし、
不滅のエロールも良かったなぁ…

 

でも、1番と言えば、
怪演の名を欲しいままにした伝説の役
『神々の土地』のラスプーチンも捨てがたいです
主役ではありませんが、あれは凄かった…
今の愛ちゃんでもう一度見たいくらいです

 

愛月ひかるの愛と夢と浪漫が溢れたディナーショー

あっという間の1時間半のショーでした
メドレー形式がありつつも、
合計24曲というたくさんの歌を聴くことができました

 

私は愛ちゃんが1番贔屓にしているわけではありませんけど、
もう胸にグッとくる構成と演出で、
愛ちゃんの愛と夢と浪漫に溢れ
またファンの方への感謝が込められていた非常に温かいショーでした

 

愛ちゃんの想いをきちんと形にしてくださった、
田渕大輔先生、グッジョブです!

 

MCも終始和やかに和気あいあい…
最後は全員が愛ちゃんへの想いに溢れて涙するという…
愛ちゃんも泣いてました
「大劇場千秋楽では泣かなかったのに…」と、
苦笑いしながら涙を拭っていた愛ちゃん
とても素敵でした

 

面白かったのが、
エリザベート』ではルキーニを演じた愛ちゃんですけど、
ルキーニの歌は歌わず、
トート閣下できましたね!
これはロミジュリの愛ちゃんの死を見たファンの方から、
トートを観たかったという声をいただいたから、と言ってました

 

私もブログで、
愛ちゃんの死を見て、トート閣下と思ったことを綴りましたので、
愛ちゃんファンの方はもっと強く思ったことでしょう
素敵なトート閣下でした

 

ロミオとジュリエット』の代役は愛月ひかる&小桜ほのか

このディナーショーのMCで話されてましたが、
ロミオとジュリエット』の代役は、
愛ちゃんがロミオ、
ほのかちゃんがジュリエットでした

 

お稽古中の2人のエピソードが微笑ましかったです

 

ほのかちゃんが愛ちゃんの胸に飛びこんだら、
思いっきり「ドン」とぶつかってしまったそうで、
でも愛ちゃんは優しく受け止めてくれたというお話です

 

これを聞いて、
思わずみちふうの風ちゃん(妃海風さん)を思い出しました(笑)
『大海賊』のお稽古中、
風ちゃんがみっちゃんに飛び込む場面で突進したというエピソードです
ほのかちゃんは、
風ちゃんをすごく尊敬していましたが、
そんなところまで風ちゃんにならずとも…と思ったのは内緒ですw

 

今回は、
代役で練習していた2人の姿を見せたかった、ということでした

 

こういうサプライズも嬉しいですね

 

男役群舞とデュエットダンスの多幸感

アンコールの前の22曲目からは、
ショーのフィナーレの構成でした

 

なので、
男役群舞⇒デュエットダンス⇒愛ちゃんのソロ、と続きます
まさにトップスターが退団するような感じの構成になっていて、
とても愛を感じました

 

黒燕尾に赤いバラ一輪を手にして登場する愛ちゃん
とても厳かなかつ、神々しく美しい場面でした
今回のディナーショーのポスターになっているあの姿が、
舞台上で見ることができたのです

 

その後に、
いーちゃんのソロで、
愛ちゃんとほのかちゃんでデュエットダンスを披露します
お二人の幸せそうなダンスも至福のひと時でした
ほのかちゃんが幸せそうでした

 

最後は宝塚歌劇でもよく歌われる「愛の旅立ち」
とても丁寧に心を込めて歌う姿に思わず涙がこぼれました

 

MCでも触れてましたけど、
専科行きには辛い思いもしたという愛ちゃん
それが縁があって星組に組替えになり、
最後は2番手として退団をされます
ここにも愛ちゃんの葛藤はあったと思いますけど、
それでも宝塚歌劇への愛が勝り、
今に至っているように感じました

 

その幸せのお裾分けをいただいた感じもし、
幸せな時間の喜びと、
まもなく退団してしまうという悲しみとが入り混じるので、
4人の下級生も涙し、
見ている私たちも感動したのだと思います

 

まだまだ星組生として頑張る愛ちゃんに、
最大のエールを送りつつ、
東京公演と大千秋楽を見届けます

 

愛ちゃん、素敵な愛をありがとうございます!

 

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